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Napoli(The Royal Danish Ballet)

Je l'écris en japonais.

15/05/2009
Napoli(ナポリ)
The Royal Danish Ballet(デンマーク・ロイヤル・バレエ)

振付:オーギュスト・ブルノンヴィル

Gennaro(ジェンナロ):Thomas Lund(トマス・ルンド)
Veronica(ヴェロニカ):Eva Kloborg(エヴァ・クロボー)
Teresina(テレシーナ):Tina Højlund(ティナ・ホイルンド)
Fra Ambrosio(フラ・アンブロシオ)修道士:Poul-Erik Hesselkilde(ポール=エリック・ヘセルキル)

Golfo(ゴルフォ)海王:Fernando Mora(フェルナンド・モラ)

Pas de six(パ・ド・シス)
Kizzy Howard/Gitte Lindstrøm/Christina Michanek/
Yao Wei/Nicolai Hansen/Nehemiah Kish

以前、CS放送でこのナポリを見てから
「一度、生の舞台を観てみたい」
と、思い続け、念願叶って東京で見ることが出来たのはラッキーだった。

なぜ、それほどまでにこのナポリに魅了されたか…というと
まず、ストーリーがとてもよく出来ていて
宗教的な物語を心温まるアットホームドラマに仕上げているトコロが気に入った。
そして、人物描写がとても細かく、音楽と演技だけで繰り広げられる
第1幕が非常に面白い。
音楽を効果的に使い、バレエというよりは無声映画を観ている感覚だ。

そしてバレエ的な第2幕、海の洞窟シーンでは
海の精へ変えられてしまったテレシーナが人間であった頃の記憶を
失って葛藤する様が、千と千尋の神隠しのような不思議の国感を
十分に演出し、聖母のお守りによって記憶を取り戻し
人間に戻る流れは非常に見応えがある。

そして、お祭りの第3幕はブルノンヴィルスタイルの踊りを
次から次へと楽しむことが出来る。

確かに、バレエとしての要素は少なく
第2、第3幕で頑張って補っている感は否めないが
表現力が豊かなダンサーたちでそんなことも忘れさせてくれる。

実は第2幕の海の洞窟シーンは、ファラオの娘と非常に被る。
どこかで見たような…と幕間に考えたらファラオだった。
シチュエーションが似すぎだ。

ファラオではナイル河の神、ナポリでは海王ゴルフォ。
アスピチアは地上に戻してもらえる。テレシーナはジェンナロが迎えに来る。
まぁ、ファラオはナイル河の神がアスピチアの願いを聞いてくれて
地上に戻れるんだけど。。。
じゃあ、何でナイル河に身を投じた!(切羽詰まってたんだけど…)
と、ちょっと説教したくなる(笑

その辺り、ナポリは筋書きがとても滑らかで納得がいく。

さて、ダンサーではジェンナロ役のトマス・ルンドがとても良かった。
安定感があるのにダイナミックで、難しいパが連続し続けるブルノンヴィル独特の
振付をとても滑らかに気持ちよく踊ってくれた。
しかも第1幕でテレシーナを失ってしまったと思い慟哭するシーンでは
白熱の演技にグッときてしまった。

全体的には男性ダンサーがとても素晴らしく、女性ダンサーは負けてしまっていた。
女性で唯一良かったのはパ・ド・シスのヤオ・ウェイ。
ちょっと痩せすぎな感じもしたが、妖精のようなふわっとした踊りは
ずっと見ていても飽きない。

ヤオ・ウェイのラ・シルフィードなんか見てみたいですね。

ナポリの動画
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[ 2009/05/18 20:21 ] バレエ | TB(-) | CM(-)


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